
中国武漢から発症した新型コロナウイルス(COVID-19)が、世界各国に蔓延し始めています。
南半球の暖かい気候の国でも例外ではなく、コロナウイルスが100各国以上に広がり、10万人以上の感染が確認されています。
なぜこのようなウイルスが発症して、世界に広がっていったのかを調べていきます。
最初の発祥は?
中国:湖北省/武漢市
人口:1108万人
東京都と同等の人口がいる、商業の発展した経済都市で日系企業も多くが進出している大都市です。
新型コロナウイルスで新型肺炎患者を最初に確認したのが、昨年(2019)の12月8日、陳氏という男性から発症しました。
陳氏は、回復して退院をしていますが、市内の海鮮市場で大量の新型コロナウイルスが検出されました。
早ければ、11月頃に人から人に感染したのが有力らしく、コウモリから発症したとの噂も出ていましたが、正確な感染源は今だに不明になっています。
武漢では、9万人弱の感染者がいて、3000人以上の死亡者がでています。
世界に蔓延
中国の発表の遅れや、証拠隠滅を図った?ことにより、新型コロナウイルスが世界に蔓延しています。
韓国、日本はもとより、欧米にも新型コロナウイルスが拡散されています。
イラン
イタリア
韓国
日本
香港
台湾
フィリピン
での死亡者の確認もされています。
特にイタリアでは、中国に続き死者が1000人以上になっています。
世界の人口をみるとまだ少数と思うかもしれませんが、WHO(世界保健機関)はパンデミックが起こることを認めています。
初動が遅かった
新型コロナウイルスが中国で発症した頃、WHOは感染が拡大することはないと言う見解を示していました。
しかし、これが世界中に新型コロナウイルスをばらまくことになりす。
感染した中国人が世界中に旅行に行き、中国に旅行に行って感染した人が、新型コロナウイルスを持ち帰ることになりました。
日本の対応も経済を優先して、春節で旅行に来る中国人を数多く受け入れました。
新型コロナウイルスが中国で発症していることも分かっていたのに、空港にサーモグラフィを取り付け、熱のない中国人を入国させてしまいました。
テレビなどでは疑問視するコメンテーター、専門家の声がありましたが、政府は入国させてしまいます。
高須クリニックの高須先生は、絶対に入国させてはいけないと言っていました。
官邸に直接連絡していただきました。
返事は
①中国の人たちの入国完全停止をする気は全くない。
②倒閣につながる可能性があるので署名と署名人のコメントは受けとれない。
とのことでした。
署名活動は全くの無駄骨に終わりました。
無念であります。
署名してくださった皆様にお詫び申し上げます。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) February 23, 2020
政府は認めませんが、習近平国家主席が国賓で来日する予定のため、中国への忖度もあるのでは?と言われています。
習近平国家主席の来日が延期されたことで、入国制限が強化されるようになったので、忖度と言われてもしかたがありません。
完全に水際対策が遅すぎました。
日本は島国なので、外で起きたことを歯止めできるのが利点だったのに...政府の見通しが甘すぎたのでしょう。
オリンピックも延期?
2020年の東京オリンピックの開催も、延期や中止になる可能性も出てきました。
WHOが『新型コロナウイルスはパンデミックといえる』と発表したことで、世界的大流行の認識になっています。
大会組織委員会の森喜朗会長は、絶対にオリンピックを開催したいようで、中止はあり得ないと言っていましたが、アメリカのトランプ大統領が
記者団に対し、「1年間延期した方がよいかもしれない」と表明。「残念」だが「無観客よりはましだ」との見解を示しました。
IOC(国際オリンピック委員会)も、開催中止・延期の判断について「われわれはWHOの勧告に従う」と表明しました。
これでオリンピックは、延期や中止の方向になっていくかもしれません。
新型コロナウイルスが世界的に収束されなければ、オリンピックの成功はあり得ないでしょう。