
日本と世界をつなぐ光ケーブルは平成元年に開通しました。
平成の歴史はインターネットの歴史と同じなのかもしれません。
千葉の房総半島
KDDIの海底中継所がある千葉県南房総市、海の底を通ってくる通信ケーブルを陸に引き込む国内の拠点の一つになっています。
国際データの99%は、海底通信ケーブルと呼ばれる海底で電線によって伝送されます。
ケーブルの長さがは何十万キロもあり、ケーブルは、ケーブル層と呼ばれる特別なボートによって設置されています。
ケーブルは一般に海底の平らな面を横断して走らなければならず、サンゴ礁、沈んだ船、魚床などの生態系の生息地や一般的な障害物を避けるよう注意が払われ、海底が浅いケーブルの直径はソーダ缶とほぼ同じですが、海底が深いケーブルはマジックマーカーのサイズほど薄いです。
出典:MENTAL FLOSS
昭和の電気ケーブルでの送信料は1000回線程度しかありませんでした。
最新の光ケーブルでは髪の毛ほどのガラス線十数本の束で送信量は音声電話で十億回線分もあります。昭和の100万倍ですね。
衛星は少なくとも今のところ、物理的なケーブルより良いものではないらしい。
光ファイバーケーブルと通信衛星は1960年代に急速に技術発展したものの、衛星は遅延時間とビットの損失という2つの問題がある。
宇宙との信号の送受信には時間がかかる一方で、地上の研究者らは光の99.7%の速さで情報を伝達できる光ファイバーを開発したのだ。
海底ケーブルがない唯一の大陸である南極では通信は衛星に頼っているのだが、衛星を通してのデータ送受信は現在行われている気候観測で生み出されている情報量に追いついていないのだそうだ。
出典:カラパイア
かつて主力だった衛星から海底ケーブルにかわり国際通信の99%を担っています。
衛星から海底...衛星に電波を飛ばすより海底で直に送電を引っ張る原始的な方法が確実になっているんですね。
インスタグラムでの出会い
インターネットの普及とともにパソコンの軽量化が始まりノート型まで発売されました。
携帯電話もポケットサイズからスマートフォンに変わり、人々の携帯電話に対する携わり方が大きく変わりました。
電話からメール、そしてLINEやフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)へ広がりました。
いまSNSの主力はインスタグラムとツイッターではないでしょうか?
自らインターネットに投稿したものが世界の人々に見てもらって評価もしてもらえる。評価だけではなくそれ以上の物が生まれてくる可能性もあります。
毎日写真を投稿したら出版社から写真集を出さないかと進言されたり。
ツイッターでつぶやいたことが世代を超えて共感されたり。
家から出なくても人をつなぐ縁結びの道具になっています。