
米国のMicrosoftの創設者であるビル・ゲイツ氏の携帯端末がAndroidという事をFox Newsのインタビューで明かしました。
たかが携帯端末のことなのですが、世界長者番付1位のビル・ゲイツ氏の発言、行動には注目されますね。
大富豪ビル・ゲイツ
みなさんがパソコンを当たり前のように使えるようになったのはビル・ゲイツが優秀なOSを作ったことで成り立っています。
OS?と言われて『ん?』と思う方もいると思いますが、OSはパソコンにとってとても重要で体で言うと脳のような存在です。
パソコン本体が”体”でOS(Operation System/オペレーティング・システム)が”脳”の役割をしています。
パソコンの当たり前の機能は優秀なOS=Windowsによって機能しているのです。
ビル・ゲイツ(Microsoft)はWindowsとインターネットエクスプローラー(ブラウザ)を抱き合わせで、パソコンが売れるたびに使用料が発生するライセンス契約を求めました。
この話がうまく通ったのはビル・ゲイツが先見の明があったからです。
Windowsがでるまではパソコンの未来がここまで普及するとは誰も思っていません。
パソコンなんて少数好きの人達だけでした。
今みたいな大富豪ではないので目先のお金でOSを売ってしまったかもしれません。
パソコンを売る会社(IBM)もここまで売れる予想ができず、使用料の方が安いと考え喜んで契約しました。
ビル・ゲイツはあっという間に大富豪です。
アップルとWindowsの確執
Windowsが台頭するまではアップルのMac(マッキントッシュ)が市場を占める勢いでした。
ビル・ゲイツも当初MacにOSのライセンス契約を打診しましたが断られました。
アップルのMacでも同じようなOSを開発してた途中だったのです。
出し抜く形でWindws95を発表したビル・ゲイツ(Microsoft)とステイーブ・ジョブズ(アップル)の確執が始まりました。
ステイーブ・ジョブズとビル・ゲイツはかつては盟友と言われていました。
親交があるなかジョブズはアップルの開発内情をゲイツに話してしまい、それをゲイツがパックった言われています。
iPhoneを使わない
ジョブズはゲイツに対してボロクソな発言をしています。
『ビルは基本的に想像する力がなく、何も発明しなかった。だから彼は今、技術よりも慈善活動に一生懸命になってるんだろう』
『彼は他人のアイデアを盗む恥知らずだ』
出典 スティーブ・ジョブズにボロクソに言われたビル・ゲイツの反応は? | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ お気に入り詳細を見る
それに対してゲイツは
『アップルの製品は高価格すぎて市場で受け入れられない可能性があった。我々はそれらを引き継ぎ、大量生産し、様々な価格の製品を揃えた。
一社だけでなくたくさんの企業と協業する体制も作った。アップルにとってはシビアだったろうね』
『だから、ジョブズが悩んだり、彼が“いい者”で我々が“悪者”であるかのように感じていたとしても不思議じゃないね』
出典 スティーブ・ジョブズにボロクソに言われたビル・ゲイツの反応は? | 海外ドラマ&セレブニュース TVグルーヴ お気に入り詳細を見る
WindowsはMAC OSのパクリだとアップルに訴訟を起こされたMicrosoftですが94年には和解をしています。
和解をしてもやはりアップルの製品には拒絶反応を示しているのかもしれません。
「スティーブは天才だ」としながらも「私はWindows搭載PCを使っていて、(スマートフォンは)最近Androidにスイッチし、Microsoftのアプリをたくさん使っている」と語るゲイツ氏にワラス氏が「では、iPhoneは使っていないんですね?」と確認すると、「はい、iPhoneは使っていません」と笑顔で答えた。出典:ITmedia NEWS
ジョブズが発表したiPhoneは彼が亡くなった後でもアップルの代名詞になっています。
ビル・ゲイツにしてみればiPhoneなど使いたくもないと思っているのかもしれません。