
気になる人と近づきたい気持ちはあるけど中々距離をつめれない...
そんな経験はありませんか?
がむしゃらにアピールしたり、食事に誘ってもいい返事をもらえない...いや、それすら行動に移せない人もいるのではないでしょうか?
相手にいい返事をもらうには、相手との距離を縮めないといけません。
分かっていてもうまくいかない事ってあります。
時間をかけて相手との信頼関係を築こうと思もっても、誰かにとられるのではないかと思って焦って行動してしまって空回りしてしまう...
うまく相手との距離が縮まらない...そんな悩みがある人は『類似性の法則』を念頭に置きながら行動してみてはどうでしょう。
時間をかけずに相手との距離を縮められるかもしれません。
類似性の法則とは
初対面の人と会った時、出身地や血液型、趣味が同じという共通項を見つけた瞬間に親近感を抱き、相手との心理的距離が近づく。
これは『類似性の法則』という心理が働きかけています。
人は自分と同じ共通項が多いほど親近感を抱き信頼する傾向にあります。
想像してください。
例えば、あなたと同じ趣味の人と話す機会があったら楽しい時間ですよね。
2つぐらい趣味を持ってて相手も同じ趣味だったり、特殊な趣味が一緒だったりしたら、あなたはその相手を特別な感情で接するでしょう。
家電販売店でも店員に『これ私も持っていますよ』とか言われたりしませんか?店員は持ってなくても『類似性の法則』をつかって親近感や安心感を抱かせようとしています。
類は友を呼ぶという事です。
同じ趣味や似たような性格だと自分を否定されないし、それより行程されるという環境が相手との親密度合いを上げます。
相手のことを調べるてまねる
相手に『類似性の法則』を感じさせるには相手の事が分からなければいけません。
出身地は、血液型は、趣味はどんなの?映画、ファッション、読書、お笑い、など調べて共通項をさがして話題に出しましょう。
価値観や趣味が一緒だという事をアピールしながら相手との距離を縮めます。
時には自分の趣味ではなくても以前から興味を持っていたという演技をすることで、相手に好印象を持たせることができます。
嘘をつきたくなければ価値観を変え本当の趣味にすればいいのです。
ミラーリング効果も使ってみる
『類似性の法則』を感じさせながら相手との距離感を縮めるのですが、『ミラーリング効果』と併用するとさらに効果的です。
『ミラーリング効果』とは相手の表情やしぐさを真似することで、相手から好感を抱くような効果を得られます。
無意識のうちに相手に尊敬や味方であることを認識させます。
■話し方や表情を真似
■頬づえをつく首をかしげる
■悩んでいる時、一緒に悩む
■悲しんでいる時、一緒に悲しむ
■喜んでいる時、一緒に喜ぶ
■言ったことを繰り返して言う
など、あくまでも自然に振る舞うことが大切で、露骨に真似をすると不快感を与えるだけですよ。
『類似性の法則』は恋愛で好意を持つ相手にも有効ですし、ビジネスでの商談でも有効なテクニックです。
この法則を上手に使えれば相手の気持ちにも入り込める事ができるはずです。