
将棋の史上最年少棋士、藤井聡太四段(14)がデビュー戦から無敗の29連勝を達成しましたね。
しかもデビュー戦から負けなしですからね~
今までの記録は?
1987年に樹立した神谷広志八段(56)の28連勝が最高記録でした。
1987年の2月から8月にかけて、当時未開拓だった「飛車先不突き矢倉」を武器に公式戦28連勝の記録を樹立。同じ「55年組」の塚田泰明が半年ほど前に作ったばかりの記録(22連勝)を、あっさりと、そして大幅に塗り替えた。以後、30年破られない歴代1位の記録であった。
神谷広志八段もインタビューで『抜かれたいとはけっして思わないですね』とも発言していました。
順位 | 棋士名 | 連勝数 | 年度 |
1 | 藤井聡太 | 29 | 2016~17 |
2 | 神谷広志 | 28 | 1986~87 |
3 | 丸山忠久 | 24 | 1994 |
4 | 塚田泰明 | 22 | 1986 |
4 | 羽生善治 | 22 | 1992 |
4 | 山崎隆之 | 22 | 2002~03 |
7 | 有吉道夫 | 20 | 1984 |
最年少でプロになり公式戦連勝記録を更新しちゃうんだから末恐ろしい中学生ですね。
藤井聡太四段の強さは?幼少期の秘密?
藤井聡太さんは幼少期の頃にキュボロという積木で遊んでいたらしいです。
キュロボはスイス製の積み木で、別名がピタゴラスイッチ積木ともいわれており、穴や溝がある5㎝角の立体パーツを自分で好きなように組み合わせて、ビー玉を転がし上から下まで転がり落ちるおもちゃです。
藤井聡太さんは3歳の時から遊んでおり、見えない部分を想像しながら道を組み立てる事で、直感力、集中力、空間認識能力、論理的思考を鍛えていたらしいです。
ちなみに藤井聡太さんが幼少期に遊んでいたことが話題になり注文が殺到したためどこのお店でも在庫切れ状態で半年以上待ちらしいです。
もうひとつはモンテッソーリ教育です。
イタリア出身のマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
一人一人の内面に目を向けながら、その人に合う教育を提供する。
自立的な成長を支援することで、自立して責任をとり、社会性協調性を育みます。
6歳までには言語教育、算術教育を学び暗記するだけではなく色々な教材を使い質量として感じることから始まります。
ざっくりですが、この教育方法は有名な方も幼少期に取り入れてたらしく、ビルゲイツやスティーブジョブスも受けた教育らしいです。
プロ棋士の年収はいくらなんだろう
プロ棋士の年収は、賞金、講演会、指導料、将棋連盟か支給される基本給がおおまかな収入です。
対局料 :名人は1,050万円、挑戦者は450万円(名人戦)
賞金 :勝者は1,200万円、敗者は300万円(名人戦)
将棋教室 :10万円前後(月収)
将棋の指導:1回に2~3万円(イベント)
名人 :約100万円
B1級:約50万円 七段
B2級:約30万円 六段
C1級:約20万円 五段
C2級:約15万円
やはり収入を大きく左右するのは対局料=賞金ですね。
大きなタイトルを獲得する棋士で一億円前後の収入になるらしいです。
収入が高ければ勝率が高いと同じなので有名になりますよね。
そうするとCM、イベント、講演会など出演収入も多くなります。
プロ棋士は約160人いるらしいですが、対局料や賞金収入が1,000万円を超える棋士は一割ぐらいしかおらず、一方で収入の少ない棋士は300~400万円らしいです。
やはり勝ってなんぼの勝負の世界なんですね。
藤井4段がこのまま勝ち続けた場合、基本給180万円(15万円×12ヶ月)と竜王戦6組ランキング戦優勝賞金93万円+棋王戦優勝賞金500万円+王将戦優勝賞金300万円で1,073万円あたりの賞金ですね。
その他にイベントやテレビ出演の出演料が含まれてくるので1,000万円どころじゃすまない年収になってくるかもしれません。